押繪と旅する男

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浅草・宝蔵院前。元木邦晴少年が風呂敷包みを片手に、兄嫁の百代と旅立とうとしている。どこからか少年の耳に、「やめたほうがいい」という声が。現代の東京、ひとり暮らしの邦晴は、第2次大戦中、特高として名をはせたが、その犠牲者に会っても事の状況すら分からぬ弱々しい老人だった。老人は、自分を呼ぶ声に導かれ浅草寺の境内で、今は存在するはずのない凌雲閣を見つける。頂上にいた青年は、邦晴の兄・昌康だった。大正時代、邦晴に魚津の蜃気楼を見てみたい、と夢見るように語る兄は、新婚だというのに家にいつかず凌雲閣に通いつめ。

浜村純、鷲尾いさ子、藤田哲也、天本英世、飴屋法水、多々良純、伊勢カイト、小川亜佐美、益富信孝、弓家保則、乱一世、緋多景子

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