大地の子守歌

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秋の四国路の野山に、美しい鈴の音がこだまする。山道を踏みしめていく幼いお遍路の瞳はつぶらだが、盲目であった。少女の名は、りんという。彼女は四国の山奥で、ばばと2人で野性の子として暮していたが、ばばの死後、瀬戸内海のみたらい島に売られた。りんが、13歳の時だった。島でりんを待っていたのは、売春という地獄だった。近い将来、りんも春を売る女にされてしまう。彼女は反抗し続け、苦しい時はばばがよく歌った子守唄を歌った。この島では、陸地での売春と別に、おちょろ舟を漕ぎ出して沖に停泊する船での売春があった。りんはおちょろ舟の漕ぎ手を志願した。舟さえ漕げれば、いつの日か島を脱出できると考えたからだった。しかし、やがて初潮を迎えたりんは、客をとらされ。

原田美枝子、佐藤佑介、賀原夏子、灰地順、堀井永子、中川三穂子、千葉裕子、木村元、山本廉、加藤茂雄、今井和雄、岡田英次

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